趣味

サギを観察

連休中、わずかな晴れ間を狙って鳥を見に行きました。 実は、鳥が好きでして、小学生の頃は日本野鳥の会の探鳥会というのにも参加したことがあります*1。 人混みと車を避けて比較的近くの河原で観察しました。ちょうど時節柄(繁殖期)サギの飾り羽や冠毛が…

ジュラシック・パーク

さて、恐竜図鑑の次は、動く恐竜も見てみたい。ということで、かの『ジュラシック・パーク』を改めて観てみました。続編の『ロストワールド/ジュラシック・パーク』および『ジュラシック/パークIII』も含めて、DVDはすごく安いしお手頃でした。 『ジュ…

同好の士

研究への情熱を感じる良い話。 九州のアマチュア天文家が見つけた新星が、強い放射線を出す新種の天体であることを、京都大・広島大などの研究グループが確かめた。13日付の米科学誌サイエンスに、アマとプロ、連名で発表する*1。研究者は「連携がうまくい…

研究室旅行とピクチョナリー

あっという間に4月も終わりに近づきました。 そういえば昨年に学位をとったKさんが最近の日本で言えば特任助教(=任期付の教員)として研究室に復帰しました。卒業生を研究室スタッフとして呼び戻すというのは、日本の古典的な講座制研究室みたいでちょっと…

ハワイ大学の図書館

ハワイ大学マノア校にはハミルトン・ライブラリー(Hamilton Library)という図書館があります。館内には、コピー機、勉強机、コンピュター端末、図書、資料、トイレなどがあります。 雑誌についても、関心がある昆虫学や生態学の専門誌、生物学、科学関係一…

「日本語が亡びるとき」を読んで

一年ほど前に話題になった「日本語が亡びるとき」を今更ながら読んでみました。 思い切って要約すると 英語はかつてのラテン語のような普遍語になった。 英語を母語としている人の多くは英語が普遍語であるということをほとんど意識していない。 日本語は普…

理想の論文?

ナショナルジオグラフィック ニュース 「メジロダコの不思議な生態:道具を使う」 無脊椎動物では珍しい道具を使うという行動を報告した論文です。タコがココナツの殻に隠れるのですが、移動する時にも持ち歩くというユニークな行動がビデオに撮影されていま…

「種の起源」を読んで

ダーウィン(Charles Darwin)による「種の起源」の出版から150年を記念して新訳が出版されました。改めて通読し、さらに「読み方ガイド」で当時の背景をふまえながらダーウィンの考えたことをたどってみました*。 「種の起源(上)」 「種の起源(下)」 …

書店めぐり

Thanksgiving Day は研究室の大学院生が実家のパーティーに招いてくれました。実家といっても、大学から自転車で10分くらいの近所にあります。ハワイ大学の院生には、地元の大学を出てそのまま大学院に残るという人がけっこういます。米国本土では、学部、修…

海南島固有のランはミツバチの警報フェロモンを発する

植物とその受粉を担う動物(ポリネーター)との関係には、しばしば驚くようなつながりがあります。 中国は海南島に固有のランで、ミツバチの警報フェロモンを真似た匂いを出し、その天敵であるスズメバチをおびき寄せて送粉してもらうらしい。 世界で約3万種…

ドラッグの植物誌

「米国内で流通するドル紙幣の90%がコカインに汚染」されているらしい(ナショナルジオグラフィックニュース)。 流通過程でごくごく微量のコカインが付着しているようで、日本でも12%の紙幣に確認されているので、世界中に広がっているのでしょう。 ハワイ…

Manga はすべて大文字

今や日本を代表する文化となった漫画(Manga)。米国でも日本のコミックが英訳されて販売されています。米国でも子供たち(?)に人気があるのは、週刊少年ジャンプで連載されている忍者漫画「NARUTO-ナルト-」でしょう。いかにもジャンプ的な「友情・努力・…

米国学生のツール Facebook

以前、学生から「Facebookに登録していないの?」と聞かれました。何のことやらと、ウェブで調べてみると、SNSの一種で、米国の学生向けに作られたのがはじまりのようです。 Facebookの解説(Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/Facebook 確かに見知…

ヒトに最も近いのはオランウータン?:異説・珍説の扱い方

自然現象を説明するメカニズムは一つとは限りません。多くの仮説の中から、もっともらしい説明こそがそのメカニズムとして一般に解釈されています。 「99・9%は仮説:思いこみで判断しないための考え方 」 という本でも、科学における仮説について簡潔に説明…

ゾウは泳ぐ:島への分散説からネッシー説まで

現存する最大の陸上動物といえばゾウでしょう。現在はアフリカとアジアに分布しています。島に分布するゾウといえば、現在はスリランカ(セイロン島)、ボルネオ島、スマトラ島から知られていますが、かつてはいろいろな島に分布していたことが(新生代後期…

サイエンス・タトゥー

先日ダイオウイカのタトゥーについて話題にしましたが、数式、化学式、心臓、心臓、DNA(二重螺旋)、精子、フィンチの嘴、カブトガニ、サソリ、イチジクコバチ、クマムシなどなどいろいろな科学にまつわるタトゥーがあるようです。ダーウィンの肖像画まで・…

ダイオウイカの墨を入れる

米国のプロスポーツ選手は腕にタトゥー(入れ墨)をしている印象があります。NBAなどバスケットーボールの選手は特に露出度が高いのでよく目立ちます。町中でも普通にタトゥーを入れている人を見かけます。とはいえ、比較的年配の人(4,50歳以降)にとっては…

アッテンボローの魅力:カメラのシャッター音をマネる鳥

先日何かの話の中で、Rさんがあのアッテンボローに会ったことがある、ということを伺いました。 Sir. David F. Attenborough は、英国の有名プロデューサーで、BBCで多数の自然番組を手がけ、自身がその番組にも登場しているので、実際にテレビで観たことが…

ダーウィンによる講義

休みの間に更新したいと言いながらも結局できませんでした。 というのも、連休中に、投稿していた論文の掲載を断る(リジェクト)Eメールを受け取って、なんだか勉強する気にならなかったからです。3ヶ月に一度はこのてのメールをもらうのですが(ハワイに来…

キツネザルの合法ドラッグ?

日曜の昼下がり、ぼけ〜っとANIMAL PLANET(ケーブルテレビの番組)を観ていたら、マダガスカルのクロキツネザルのおもしろい生態を放映していました。さっそくウェブで調べたら、YouTubeにもアップロードされていました。http://www.youtube.com/watch?v=KQ…

あこがれの昆虫学者

昆虫少年だった私は、いろいろな昆虫の形態や生態の写真を眺めるのが今でも大好きです。日本には、幾人かの著名な昆虫写真家がいて、それぞれの写真集は、発見ものの科学論文のように衝撃的で、言語の壁を容易に越え、世界中の人が楽しめるレベルにあると思…

ドードーの歌

今日の米国は、キング牧師の休日で、三連休最後の日でした。最近、アパートの部屋がとても過ごしやすいので、のんびりしているとあっという間に休みが終わることが多いです。しかし、せっかく天気も良いのに、外出しないともったいないのは確か。買い出しに…

ツイスターとカタツムリ

ここホノルルでは11時間にわたる停電の後、さらに30時間後にようやくインターネットが復旧しました。ようやく落ち着いてみると、もう今年も終わりですね。そういえば、日本では研究室の忘年会というのがありますが、こちらでは研究室のクリスマスパティーと…