サギを観察

 連休中、わずかな晴れ間を狙って鳥を見に行きました。


 実は、鳥が好きでして、小学生の頃は日本野鳥の会の探鳥会というのにも参加したことがあります*1

 
 人混みと車を避けて比較的近くの河原で観察しました。ちょうど時節柄(繁殖期)サギの飾り羽や冠毛が美しい。



チュウサギ



ダイサギ



アマサギ



ゴイサギ


しかし、最近自身が恐竜ブームなので、鳥をみてもすべて小型(羽毛)恐竜に見えてきます。いや、鳥も間違いなく恐竜の仲間ですから、恐竜ウォッチングといえるかもしれません。


 移動して、住宅地の中にある小さな林の樹冠で営巣するアオサギを観察。実はこの場所、よく行くスーパーの裏にあるのですが、臭いがきついので養豚場でもあるのかと思っていたら、アオサギの集団営巣(コロニー)が原因だと最近知りました。これだけの騒音(鳴き声)と異臭があると近くに住んでいる人も大変でしょう。今、巷を賑わせている佐渡のトキとは違って、人を気にせず営巣できるたくましさがあります。



営巣中のアオサギ


 中学生まで生まれ育った家の近所の河原では普段はコサギくらいしか観察できず、アオサギがはじめて飛来した時は、ツルかコウノトリかと思ってその大きさに驚いたものです。


 小学生の頃に買った図鑑2冊を久しぶりに開いて、サギの形態や生態について改めて復習しました。



上が「日本の野鳥 (山渓カラー名鑑)」で下が「フィールドガイド日本の野鳥


ちなみに植物や野鳥の図鑑は、絵主体と写真主体のそれぞれの図鑑をそろえるようにしています。絵は、全体図や体色、夏羽、冬羽、雌雄の差などがわかるのが良いし、写真は絵にはないリアリティがあります。写真ではわからなくても絵でわかった場合、そしてその逆の場合もあったりするのでいずれも重宝しています。両方とも絶版になっていますが、さすが人気の野鳥のこと、携帯版や後続の図鑑が出ています。久しぶりに野鳥を見ていると、新たな図鑑も欲しくなりますが、昆虫などと違ってどれほど新たな情報が付け加えられているのかと考えると・・・悩ましい。


 

*1:鳥を観察するのはともかくとして、虫を採ることを制限される探鳥会にはすぐに興味をなくしましたが・・・。