ジュラシック・パーク

 さて、恐竜図鑑の次は、動く恐竜も見てみたい。ということで、かの『ジュラシック・パーク』を改めて観てみました。続編の『ロストワールド/ジュラシック・パーク』および『ジュラシック/パークIII』も含めて、DVDはすごく安いしお手頃でした。



ジュラシック・パーク [DVD]

 改めて観ると、あまりに無理のある設定でビックリです。琥珀化石に閉じ込められた恐竜の血を吸っていた蚊から恐竜のDNAを取り出し、足りないゲノムは両生類から補填して復元したらしい・・・(あくまでフィクションです)。とはいえ、T.レックス(ティラノサウルス)、トリケラトプスブラキオサウルスなど、おなじみの恐竜が活き活きと動いています。主人公の古生物学者グラント博士が、子供の頃好きだった恐竜としてトリケラトプスに出会えた感動を語っていましたが、私自身も最も好きな恐竜だったことを思い出しました。



ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク [DVD]

 ジュラシックパークの続編。パート1では脇役だった数学者マルコム博士が主人公。やはり恐竜の主人公はT.レックス。最後は、サンディエゴまで連れてきて大暴れしていました・・・。子育てしていたT.レックス以外にも、ステゴサウルス、パキケファロサウルス、パラサウロロフスなど多様な恐竜が登場しその生態の一端も垣間見られます。マルコム博士以外の登場人物の思考がほとんど理解できませんでした(異様な動物愛護?)。特に、マルコムは火星の恋人の古生物学者は、前作のグラント博士とは全く異なる無知っぷり、一貫性のなさ・・・。あと、人がT.レックスに食べられすぎです。



ジュラシック・パークIII [DVD]

 ジュラシックパークの三作目。再びグラント博士が主人公。しかし、恐竜の方は、T.レックスがスピノサウルスに倒され主人公交代。そして注目すべきは、翼竜ことプテラノドンが登場したこと。現代の世の中で翼竜が飛べたのかどうか、その飛び方についてもいろいろ妄想できました。



Jurassic Park 3 (3/10) Movie CLIP - Spinosaurus vs. T-Rex (2001) HD
ピノサウルス vs. T.レックス


 ジュラシックパークは、一部の科学的知見と大いなるフィクションの微妙な混合で、恐竜についていろいろ誤解を生じさせる作品かもしれません。とはいえ、CG自体はリアルだし、たんなるエンターテイメントのフィクションと捉えて恐竜好きにも楽しめる作品だと感じました。