米軍会議に出席?

 今日は、US Army(米陸軍)の保全関係の会議に参加させてもらいました。Rさんが研究室のスタッフや研究内容の概要を、大学院生の一人が Kaala 山の陸貝相についてを、それぞれパワーポイントを使って紹介していました(私は見てただけです)。


 「大学教授の仕事:研究費の獲得など」でもふれたように、US Armyはハワイにおける主要な土地所有者であるため、そこに生息する絶滅危惧種保全などを担っており、専任のスタッフを有し、研究者(教員、学生など)に研究費も支給しています。ゆえに、こうした会議に呼ばれて発表することは、今後の研究費のための宣伝も含まれているというわけです。


会議には、数十人のスタッフが参加していましたが、もちろん彼ら彼女らは軍人さんというわけではなく、修士号をもった生物学者であるようです。ハワイ大の大学院でナメクジの研究をしていた Sさんも今はここのスタッフになっています。


つまり、生態学関係の就職先の一つとして米軍というのがあるわけです。日本人の私にとっては驚きです。


 会議はもちろん軍事施設内で行われるわけで、IDを見せて入る時は少しドキドキ。施設内には、住宅地、公園、ファーストフード店や映画館までありました。キン肉マンソルジャーのような迷彩服でムキムキの兵隊さんがたくさん歩いていました・・・。