ハワイで眼科に行ってみた

 ハワイに来てずいぶんたちますが、最近まで風邪をひくこともなく割合元気でやってきました。しかしここしばらく足の古傷が痛んだり、体調を崩したり、健康面でもいろいろと不安なことがでてきました。日本で海外渡航保険に入ってきているので、米国の高い治療費には対応できるはずですが、新しい土地で病院に行くのはそれなりに敷居が高いものです。


とはいえ、3週間まえくらいから目の充血がとれず、1週間前くらいから痛みだしたので眼科に行く必要がでてきました。


インターネットで「眼科 ハワイ 日本語」で検索すると、日本語が通じる目医者さんを近所に発見できました。ハワイは日本人が多いこともあって、日本語対応の可能な病院が比較的多いのでしょう。


 先生は米国の大学の Medical School を出られた日本人の方でした。診療所につくと、最初に保険関係の書類に記入し、その後診察をうけ、目薬をもらって帰りました。この間15分くらい。前もって予約をとる必要があったので、待ち時間もなくスムーズなものでした。


 その後何度か通院して、ようやく適合する目薬にあたったのか、少しずつ痛みがなくなりつつあります。どうも、目に小さな傷ができて、バクテリアが侵入し、体調悪化によって免疫力が低下していたのが原因のようです。ちなみに、気になる治療費ですが、この診療所は加入している保険会社から直接支払われるシステムのようで、現場で支払う必要がなかったのは助かりました。


 それにしても、結膜炎にかかったのは久しぶりな気がします*1。というよりも、かかった記憶がほとんどありません。幼少の頃にかかったような気もしてきます。「めばちこ」は記憶にあるのですが。*2

*1:結膜炎は英語で pink eye とか red eye と呼ばれるようです

*2:めばちこ」は地域によって実に多様な方言をもつことを高校生の頃に知りました。通っていた高校には兵庫や大阪、京都、滋賀など近畿各地から集まっていたのですが、兵庫や大阪では「めばちこ」、京都や滋賀では「めいぼ」が主流で、ごく一部の人が「ものもらい」と呼ぶことに衝撃をうけました(関東では「ものもらい」が主流)。その後、熊本出身の人は「おひめさま」と呼んでいてさらに感銘をうけました。生物地理学と同様、言語地理学という分野も大変興味深いものです。「ものもらい 呼び名全国マップ