ハワイでよく行くスーパーマーケット

 そういえば、これまで食生活にほとんどふれていませんでした。基本的には何でもおいしくいただけるので、とりたててこだわりはありません*。とはいえ、海外にいて不安なので、しっかりと栄養あるものを食べて健康的に生活したいところです。


 朝食と夕食は自宅で、昼食は大学でとります。長期休暇中は大学内のレストランも閉まっていることが多く、販売されるお弁当もサンドウィッチも種類と数が限られています。よって、ご飯かパンを家から持ってきて食べていることが多いです。



大学で売っている Spam Musubi(スパムむすび):スパム(ソーセージミート)を挟んだおにぎり(ハワイ固有種?)


 買い物は週に二、三度、大学の帰りに立ち寄ることが多いです。食料品や日用品を買うのは主に二つのスーパーマーケットです。


(1)NIJIYA MARKET(ニジヤ・マーケット)
 米国の日本食向けスーパー。店舗は主に西海岸に多いようです。ホノルル店しか知りませんが、棚の並びから食料品、日用品まで日本のものが多く、店員さんも日本人が多い。スーパーの二階が駐車場になっているようです(これも日本っぽい)。ここに来るとかなり懐かしくなるのは、別に日本が懐かしいというよりも、流れる邦楽が数年から10年前に流行った曲だったりするから。日本のお菓子や食料品は、日本で買うよりは割高だけど、慣れた食材を利用できるのが便利。あと日本の雑誌(ファッション関係、週刊誌など)も売っていて、日本の定価の2.1倍くらいで高いです。店員さんは日本と同様、愛想がよい。


(2)STAR MARKET(スター・マーケット)
 いかにも米国っぽいスーパー。公園のような広い駐車場があります。もちろん米国製の食料とか日用品が多い。日本より野菜や果物の種類が多いのが嬉しいところです。ハワイならではの「ポキ(Poke)」(いわゆる漬け?)をよく買ってご飯と一緒に食ます。米国のファッション雑誌、漫画週刊誌(英語版少年ジャンプとか)、趣味の雑誌なども売っていて、NatureやScienceはないけど、Scientific American、National Geographic、Astronomyといった科学一般誌(日本でいう日経サイエンスニュートンといったところ)は棚に並んでいます。店員さんはハワイ生まれっぽい人が多い気がします。レジ打ちの人も割と愛想がよい。



マグロの醤油漬け Poke(ハワイ固有種?)


 その他、休日に、アラモアナ近くの「ドン・キホーテ」や「WALMART(ウォールマート)」に買い出しにいくこともあります。前者は日本食をはじめアジア関係の食材には良いでしょう。実際(旅行者を含む)日本人、中国人、韓国人がかなり多そう。両方とも店員さんの愛想はいまいちよくありません。


 外食は、つきあいを除けば、週1回ファーストフード店に行くくらい。よく行くのは、BURGER KING(バーガー・キング)。日本のハンバーガーショップと違って、店員の愛想は悪く、ヒゲまで生えていたりする(女の人)。マクドナルドも近くにあるけれど、まだ行っていません。


 ということで、日本にいる時と違って外食率は10%未満という健全な日々です。


*米国では、食べ物にかなり興味がある人から、ベジタリアンに至るまでいろいろなタイプがいて、日本より食事に対する価値観の多様性が高そうです。日本では、食べ物にあまり関心がないとでも言おうものなら、面と向かってひどく批判されることがありますが、価値観が固定されているからかもしれません。