大学の卒業式と夏休み

 大学では先週末で試験は終わったようです。学部生たちは8月くらいまで続く長い夏休みに入ります。確かに最近は夏らしい気温の高い日々です。もちろん、教員や研究員の人たちは休みというわけではありません。


 さて、本日土曜日はハワイ大学の卒業式だったそうです。年に何度かセメスターの終わり頃にあるようです。そういえば、先日アリゾナ州立大学の卒業式で講演をしているオバマ大統領のことがニュースになっていました。



卒業式でスピーチするオバマ大統領(ノッチに似てるなあ)
http://www.youtube.com/watch?v=AnhkLtlM8Cc


 2月にスミソニアンに去ったKさんが卒業式に出席するためにハワイにやってきています。研究室の学部生の一人も卒業したということでRさん宅でお祝いパーティーが開かれました。Rさんも教員として式には初めて出席したらしく、英国の学位授与式で使った正装(上記の画像参考)して出席したとか。英国や米国の大学では、Ph.D.の取得者は、上記のオバマさんが来ているような正装をして出席する人が多いようです。色彩は大学によって異なるそうです(Rさんのは赤色でしたが、ハワイ大学では黒色らしい)。


 製本されたKさんの学位論文も見せてもらいました。200ページもある力作です。ただ、ハワイ大のフォーマットは片側印刷で製本するので実際は2倍の分厚さになります。先日Rさんの元に審査のために送られてきた英国の学位論文はもっと分厚くて、これも片側印刷でした。今の世の中、片側印刷の意味は何もないのですが、事務的手続きというのはどこでも保守的なのかもしれません。


 さて、パーティーの終盤では最近恒例となっているのか?またまたツイスターをやらされてぐったり疲れました。しかし今回はこれを予想して、飲み食いしすぎないようにしておいたのは正解でした。前回は無理な体勢をして気分が悪くなりましたから。


 ところでパーティーといえば何を持って行くかをいつも悩みます。男性はお酒(ワインなど)、女性はデザート(手作りケーキなど)を持ってくることが多いようの思います。悩んだあげく、今回は芋焼酎を持って行きました。Rさんは日本酒は好きだと言っていたけれど、焼酎はまだ飲んだことがないらしいので興味はもってもらえました。