バーベキュー

 隣の研究室のポスドクのPさんがスイスに帰ってしまうので、送別会(BBQパーティー)がワイキキの東にあるカピオラニ公園で開かれました。


 カラカウア通りを走ってワイキキを通り、ダイアモンドヘッドに向かいながら、水族館を過ぎたあたりで公園内に入りました。ワイキキ周辺では、自転車で歩道を走ると違反なので注意が必要です(実際取り締まられる)。


 ワイキキ周辺は年中天気に恵まれている場所なので、今日も快晴です。日向は日差しが強く暑いですが、日陰は風が吹いていて涼しかったです。


 公園内は、さすがに日曜日なので非常にたくさんの人がパーティーをしていて、どこが集合場所か全くわかりません。うろうろしていると、幸運にもPさん一家と遭遇できて探す手間が省けました。夕方からだらだらと人が集まり肉が焼かれはじめました。そういえば、「肉を焼く」というのは米国では「男の仕事」というイメージがあります(日本でもそうかな?)。また、こういう持ち寄りのパティーでは何を持ってくるべきかがいつも悩むところですが、今日はスーパーに売っていたフルーツの詰め合わせや一口サイズのトマトなどを持って行きました。割と皆食べていたので一安心です。


 パーティーといっても、皆適当に挨拶したり話したり、子供や犬と遊んだり、フリスビーやアメフト用のボールで遊んだりと割と適当です。外国人にとっては、一般的な会話ほど難しいと感じるところですが、犬をなでたりスポーツをしたりするのは同じなので気楽です。でも、こういう時にスポーツが得意だといいな、と思います。


 ネイティブ同士のジョークが混じった会話には、今後も入っていける自信は全くありませんが、しかし日本語でもローカルな笑いには相当の語彙力(スラングも含む)がいると思うと仕方ありません。


 日も暮れると人も徐々に減っていきます。真っ暗になったあたりで最後の撤収。


 いかにも思い描いていたアメリカ人によるバーベキューパーティーという感じでした。


 考えてみれば、身近なところで外国人のポスドクってあまりいないので、Pさんが去るのは少し寂しいと思いました。とりあえずスイスの博物館に移るらしいけど、職探しは続くそうなので、昆虫研究者はどこの国でも大変なのでしょう。もちろんハワイでのプロジェクトも続けるそうなので、論文が出るのを楽しみにしたいと思います。